1.骨格の詳細
前回、申請書の骨格を書きましたが、ここには具体的にどのようなことを書いていくのか、これを書いて終わりにしましょう。
2.図や写真でお化粧します
文章が一通り書けたら、次は、その文章を補足する図や写真を挿入しましょう。
審査員は紙ではなく画面で行うと思います。文書に写真や図を加えて、百聞は一見にしかず、理解を助けてあげましょう。
その際に注意すべき点があります。図は要点だけを絞り込み、本文と同様の文字サイズ(10.5)を用いて、パッと見で分かるようにしましょう。
写真は、大きさが横75~80mmにしましょう。挿入後は「レイアウトオプション」で「文字列の折り返し」→「外周」にして、本文の横につけるようにすると、本文を読みながら、写真で確認できます。大きすぎる写真は文章が視線から外れてしまうのでダメです。
他にも、直接お客様と接する事業でしたら、「お店」、「代表」、「従業員」、「商品」を入れましょう。
プロが撮影した写真がなくても大丈夫です。スマホでかっこよく撮って下さい。また商品やサービス、技術が特殊で言葉での説明が難しい場合は、漫画のように写真を並べて下さい。
見るだけで、その取り組みが理解できるようにすると、審査員の理解が進み、好感度が上がります。
3.申請します!
ここまで書けたら一通り完成です。これまで何度も何度も検討を加えているので、数字が整合していないことが多々あります。
他にも誤字脱字、意味不明な文字等が残っていないか、岡目八目で別の人にも読んでもらい確認しましょう。
さらに、別途、「Gビジ」に入力しているデータと整合しているかも確認して、最後に申請ボタンを押して終わりです。
大変お疲れ様でした!!
編集後記
- できるだけ詳しく書いたつもりですが、それでも12~15枚の事業計画はかなり難易度が高いと思います。その際には遠慮無くご相談下さい。
- その際、申請書の完成度は経営者と話す時間の長さと比例します。経営者には創業の経緯、現状の課題・問題点、今後の進め方について、かなり突っ込んだ内容を伺い、目指している方向性の妥当性を検証します。
- 最初はお互い探り合うので雰囲気が硬くなっていますが、時間とともにリラックスする中で「実は・・・」という言葉が出てくるようになると、ようやく、ここからが本番となります。
- 最後までご高覧頂き、ありがとうございました。コロナに負けるな!!
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