おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
昨日は2020年版「中小企業白書」のⅡ-204ページ「第 2-3-3 図 自動車産業のエコシステムの全体像」を読みましたが、今日はⅡ-205ページ「第 2-3-4 図 自動車産業のエコシステム内の構成業種(上位 10 業種)」を見ます。
下図から自動車産業のエコシステムの構成業種数と、企業数の多い上位10業種を見ると、企業数の多い上位3業種は、順位の入れ替わりはあるものの2012年、2018年のいずれも「職別工事業(設備工事業を除く)」、「設備工事業」、「機械器具卸売業」の3業種となっていることが分かります。
この結果について白書は、2012年と2018年の構成業種の変化に着目すると、2018年に「情報サービス業」が7位となっている。現在、自動車産業界を取り巻く大きな変化として「CASE」の進展が指摘されているが、自動車産業のエコシステムからも、取引関係の中で情報サービス業の存在感が高まっていることが見て取れる、とあります。
CASEとは、「Connectivity(つながる)」「Autonomous(自動走行)」「Shared & Service(共有)」「Electric(電動化)」の四
つの言葉の頭文字を取ったもので、浸透すれば世界の自動車産業構造を大きく変革するでしょうね~!!
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