おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
昨日は2020年版「中小企業白書」のⅡ-195ページ「コラム 2-2-6 ①図 企業の意識・取組と優位性の価格反映状況の相関関係」を読みましたが、今日はⅡ-196ページ「コラム 2-2-6 ②図 優位性の価格反映状況別、労働生産性等の水準比較」を見ます。
下図から優位性が価格に十分に反映されている企業の方が、どの程度労働生産性の水準が高いかについて見ると、優位性が価格に十分に反映されている企業は、価格に十分に反映されていない企業に比べて、17.5%労働生産性の水準が高く、統計的に有意であることが分かります。
また、労働生産性は 1 人当たり売上高と売上高付加価値率を乗ずることで算出できるが、優位性が価格に十分に反映されている企業では、売上高付加価値率が有意に高いことが分かります。
付加価値は営業利益、人件費、減価償却費の和なので、値上げは従業員へのモチベーションアップになるということですね!!
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