おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
昨日は2020年版「中小企業白書」のⅡ-177ページ「第 2-2-16 図 価格優遇を行う際の統一的なルールの有無別、優位性の価格反映状況」を読みましたが、今日はⅡ-181ページ「第 2-2-17 図 価格設定に当たり最も重視する視点」を見ます。
下図から優位性の有る企業における価格設定類型の分布について見ると、「コスト起点型」企業が約6割と最も多いことが分かります。また、BtoC企業ではBtoB企業に比べて相対的に「顧客起点型」企業が多いことが分かります。
白書は、価格設定における三つの視点として、①コストを回収し、一定の利益を確保できる価格に設定する(自社がいくらで売りたいか)、②業界平均や競合他社の価格を参考に設定する(いくらで売られているか)、③顧客に受け入れられる価格に設定する(いくらまでなら買ってもらえるか)の三つを挙げ、これらのうち最も重視している視点別に企業を類型化し、分析を行う、とあります。
視点の設定が興味深いですね。読み進んでいきましょう~!!
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