おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
昨日は2020年版「中小企業白書」のⅡ-172ページ「第 2-2-11 図 優位性の有る企業における、競合他社の数」を読みましたが、今日はⅡ-173ページ「第 2-2-12 図 競合他社の数別、企業の価格競争意向」を見ます。
下図から競合他社の数別、企業の価格競争意向を見ると、全体で5割弱の企業は、競合他社が価格を10%値下げした場合でも、「値下げしない」と回答していることが分かります。
また、競合他社の数別に、企業の価格競争意向を見ると、「値下げしない」と回答した企業の割合は競合他社の数によって大きく変わらないことが分かります。
白書は、競合他社が一定割合値下げした場合、同程度以上の値下げをすると答えた企業には、例えば、①価格以外での差別化が不十分であるため価格で競争せざるを得ない、②十分に差別化できているにも関わらず競合他社の価格を強く意識している、などといった背景があるものと考えられる、とあります。
スーパーマーケットを想像すると興味深い視点になりますね。読み進んでいきましょう~!!
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