おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
昨日は、2024年版「中小企業白書」のⅡ-113ページ「第2-2-48図 エクイティ・ファイナンスを活用した際の出資者」を読みましたが、今日はⅡ-114ページ「第2-2-49図 エクイティ・ファイナンスの出資者から受けている経営支援」を読んでいきます。
下図から、企業がエクイティ・ファイナンスの出資者から受けている経営支援を見ると、「特にない」と回答した企業を除けば、「資金繰り支援」が最も多く、次いで「経営面・財務面における助言」、「経営管理(管理会計等)の強化」となっている。
第2-2-48図で見たように、「金融機関(金融機関が組成するファンドを含む)」からの出資を受けている企業が多いことから、「資金繰り支援」と回答した企業が多いことが推察されるが、「特にない」と回答した企業を除くと、3社に2社程度が何らかの経営支援を受けていることが分かる。
エクイティ・ファイナンスは単なる資金調達だけでなく、出資者から経営・事業面の支援を受け得ることから、新たな挑戦に適した手段であることが示唆される。
資金繰り支援が最多というのは、出資以外に融資も受けているということなのでしょう。経営者として心強いのは、経営面・財務面での助言ではないでしょうか。経営者が抱える不安について、本音で相談できるのがエクイティファイナンスの出資者だとすると、おカネ以上の価値があるというように感じますね!
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