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不本意労働者の割合は10%弱!

 おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
 昨日は、2024年版「労働経済白書」23ページ「第1-(2)-4図 男女別・年齢階級別にみた労働力率の推移」を読みましたが、今日は、28ページ「第1-(2)-9図 不本意非正規雇用労働者の人数・割合の推移」を読みます。

下図について白書は、2013年以降、男女ともに不本意非正規雇用労働者数も不本意非正規雇用労働者割合もその水準を下げており、男女計では、2023年第Ⅱ四半期(4-6月期)には初めて1割を下回り、また、2023年第Ⅲ四半期(7-9月期)には調査開始以来最少の水準となった。

男女別にみると、2023年第Ⅳ四半期(10-12月期)には男性14.5%(前年同期差2.3%ポイント減)、女性6.9%(前年同期差0.8%ポイント減)となった。

脚注に、「不本意非正規雇用労働者」とは、現職の雇用形態(非正規雇用労働者)についた主な理由について「正規の職員・従業員の仕事がないから」と回答した者とあります。不本意ながら就職している労働者の割合は10%弱。10人に1人と考えると、高いような低いような複雑な印象を持ちます。従業員を多く抱える中小企業経営者であれば、不本意労働者の顔が思い浮かぶのかもしれませんが、彼らのモチベーションをどのようにプラスに変化させるか。これが、経営者の仕事ということなのでしょうね!

#中小企業診断士 #2024年版労働経済白書 #地域活性化伝道師

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