おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション　中小企業診断士　地域活性化伝道師の長岡つとむ　です。

昨日は2020年版「中小企業白書」のⅡ-64ページ「第 2-1-50 図　グローバルニッチトップ製品・サービスの保有の有無別、差別化の取組」を読みましたが、今日はⅡ-64ページ「第 2-1-51 図 新製品・サービス開発の際にきっかけとなる発想」を見ます。

下図から企業が新製品・サービスの開発の際にきっかけとなる発想について、最も近いものを確認した結果を見ると、「自社が保有する技術やノウハウを活かすという発想（技術シーズ起点）」、「社会的な課題を解決するという発想（社
会課題起点）」、「自社顧客のニーズに応えるという発想（顧客ニーズ起点）」のうち、顧客ニーズ起点で製品・サービスの開発をする企業の割合が、製造業・非製造業共に高かったことが分かります。

要するに、「プロダクトアウト」か「マーケットイン」かということです。どちらも正解であり、どちらかというよりも、両方を併用することが勝つために必要な意識なのでしょうね！！