おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡つとむ です。
昨日は2020年版「中小企業白書」のⅡ-58ページ「第 2-1-46 図 差別化の取組別、販売単価・数量への影響(非製造業)」を読みましたが、今日はⅡ-61ページ「 第 2-1-47 図 国内ニッチトップ製品・サービスの保有の有無別、労働生産性の水準(2018 年)」を見ます。
下図から企業の国内ニッチトップ製品・サービスの保有の有無別に、労働生産性の水準を見ると、国内でニッチトップ製品・サービスを保有している企業の方が保有していない企業と比較して、労働生産性が高い企業の割合が大きいことが分かります。
白書はこの図の序文として、限定された特定分野で、競争力のある独自の製品を保有し、高いシェアを有する企業は、いわゆる、ニッチトップ企業として高い利益率を有する傾向があることが知られている。ここでは製品・サービスの差別化に特に成功している企業として、ニッチトップ企業に着目し、国内市場及びグローバル市場でニッチトップ製品を保有するために有効な差別化の取組を分析していく、とあります。
ニッチトップ企業に注目するとは興味深いですね。読み進んでいきましょう!!